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    2014年度第1回金沢市統一テスト分析

    2014-11-14

    【英語】
    昨年までの金沢市統一テストと同じ形式。練習していた塾生はリラックスして取り組めたはず。
    ■リスニングは、昔は満点が当たり前だったが、今は単語のスペルを書かせる問題もあり難化。8割以上確保できれば御の字。ただ、問題用紙を見た限りでは、さほど複雑な問題ではなさそうだ。
    ■大問2(並べ替え3問)は、(1)(2)と簡単だが、(3)は間接疑問文になっており注意が必要。
    ■大問5(英作文)はさほど特異な題材でなく、練習している子は練習通り点数が取れたはず。しかし、「ALTが金沢を訪れるならどの季節が1番お勧めか」という題材に対して、1文目をどう答えればよいか戸惑った受験生は多かっただろう。

    【数学】
    昨年までの金沢市統一テストと形式は変わっていない。ただ、満点がほしい大問1の(4)(5)に間違えやすい問題、大問3に二次関数のグラフ、大問6で証明問題が出題され、平均点は下がる可能性もある。
    ■大問1はパーフェクトできめたいところ。しかし、(4)の資料の整理や(5)の球の表面積など、受験生の計算ミスやうっかりミスを誘う問題が多く、中途半端な勉強では跳ね返されてしまう。
    ■大問2は簡単な方程式の文章題。20人以上で1人100円の団体割引が適用されるが、21人なので2100円引きになることに気づけたかどうか。
    ■大問3、大問5、大問6が手ごわい問題で、逆に大問8が簡単な問題という構成。中盤時間がとられてしまうと、終盤の点取り問題にじっくり取り組めないこともある。
    ■規則性の問題(今回は大問8)は、かなりの頻度で出題される定番問題。

    【国語】
    たまに小説文で、感情移入しにくい文章があるのだが、今回はそういうことがなかった。
    ■金沢市統一テストも石川県の公立高校入試も、漢字は平易な問題が多いが、今回の大問1は「壊れる」「発揮」「耕作」、大問2は「芳香(ほうこう)」がやや難しかった。
    ■大問3は、詩ではなく俳句で、「季語:滝」「季節:夏」が分からなかった受験生は多いだろう。

    【理科】
    計算問題の数と記述問題の数が注目ポイントで、どちらが多くても平均点は低くなる。今回は、電流・植物の蒸散・浮力とばねばかり・密度・台車の速さ・酸化銅の還元に関する計算問題が出た。計算問題の問題数は昨年よりも増加したが、公式に当てはめるだけの問題が多かった。
    ■大問3の火成岩とその中の鉱物に関する問題がやや難しかった。
    ■全体的に、難しい知識問題と普通レベルの計算問題という組み合わせで、計算問題を最初からあきらめるような取り組み方では思うように点数を伸ばせないだろう。

    【社会】
    問題構成は、極めてオーソドックスな問題。内容を見ると、歴史・公民で戦争を絡めた出題が多かった。
    ■図や年表やグラフ、写真の入った問題が多い。
    ■大問3の問3で「・・・でないものを1つ選びなさい」という出題があった。これは社会だけでなく他の教科でもいえることだが、「・・・に当てはまるものを選びなさい」という出題が多いので、しっかり読まなかった受験生もいたのではないか。

    【全体】
    予想通り。質のいい勉強をたくさんした生徒が、「予定通り」高得点を取れるテスト。ただ、超難問が少なかったので上位層がしっかり点数を伸ばしたと予想でき、逆に簡単に見える問題は一ひねりしてあったのでテスト対策ができていない下位層はかなり苦しんだと考えられる。

    中島塾 塾長 中島 雄一

     

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